9月プログラム
「海を眺めてテント泊&大自然を駆け抜ける黒部トロッコの旅」
日時:9月23日(土・祝)~24日(日)
参加:20名(こども鉄旅13名、鉄旅7名)
行先:黒部峡谷鉄道
宿泊:グリーンパーク大島キャンプ場
1日目
今年度から年に2回の宿泊プログラム第1弾。
宿泊プログラムは、こども鉄旅クラブと鉄旅クラブ合同で行うので、人数も多くてわいわいにぎやかにスタートしました。
今回は、富山県黒部市にある有名な黒部峡谷を走るトロッコ列車に乗りに行く旅です。
富山県まではマイクロバスで向かいました。
みんな朝からテンション高めでめっちゃ元気。
1回目の休憩でお昼ご飯もいただきました。
伝わるでしょうか…(あくまでも良い意味で)めっちゃうるさかったです(笑)
バスの中ではたくさん時間があったので、鉄旅コーナーとして富山地鉄の駅名標のことやトロッコの貨物の記号のこと、JR在来線で日本一長いトンネルの話もしました。
滋賀⇒福井⇒石川⇒富山と4県目に突入。
空が広く、左の車窓からは海が見えてきました。
30分ほど遅れてキャンプ場に到着。
暗くなる前にテントを張り、できるだけ明るいうちに夕食づくりを始めましょう。
まずは、テントを張ることが初めての人も多いので、テントの張り方を説明。
今回は、持ち運び易さを優先にしてYMCAでもっている軽量タイプの4人用テントを使います。
さぁ、張ってみましょう!
中には経験者もいるので、アドバイスをしてもらったり、助け合っていました。
(おいおい、まだ寝るんじゃない!)
さぁ、今度は夕食づくりです。メニューは、カレーライスとサラダ(トマトときゅうり)。
くるグループ、まろんグループ、鉄旅グループの3つに分かれて作りました。
お米を洗って水につけて、カレーの具材を切る。
一つの鍋でお米を炊いて、その後もう一つの鍋でカレーを作ります。
さぁ、暗くなってきました。
19時前?くらいに完成。みんなで集まっていただきました。
お米20合、カレー32皿分 完食です!
後片付け。
夕食後は、キャンプ場からすぐの浜辺へ散歩しました。
星を眺める人、波打ち際で波を戯れる人、石で水切りする人、貝殻を探す人、、、
いろんな楽しみ方をして、みんなで一日の終わりを過ごしました。
次の日の準備をして、小学生は就寝。
中高生の5人はその後少しだけリーダーとミーティング。
1日目の感想や2日目への思い、小学生にとってのお兄さん役としての目標などを共有しました。
2日目
20度を切るくらいまで気温は下がりましたが、朝から澄んだ青空が広がっていました。
テントのたたみ方講習。
シュラフ、テントをたたみます。
とってもバタバタして朝ごはんの様子すら映せませんでしたが、食パン(いちごジャム)と春雨スープにボイルしたウィンナーをいただきました。
乗りたい電車に間に合うかどうか、めっちゃギリギリの出発。
(キャンプ場で集合写真撮りたかったけど、無理でした)
中高生と6年生が分担してテントや鍋などの全体備品を運んでくれました。
朝から汗かきながら速足で駅を目指して歩きます。
今からめざす立山の雄大な山並みがきれいでした。
何とか間に合いました!(電車が来る7分前に到着)
そして、待ちに待った鉄道!
(そうそう、この人たちそうだった!と思い出させてくれる動きでした)
やってきたのは、西武鉄道で活躍したレッドアロー5000系(1969年~1995年)。
みんな大興奮!
レッドアローに揺られること(ほんとにめっちゃ揺れました)約30分、終着駅の宇奈月温泉駅到着。
富山地手鉄の宇奈月温泉駅からトロッコの宇奈月駅まで400mほど歩きます。
ここで約1時間、グループタイムとしてグループで自由に散策。
無料で見学できる黒部川電気記念館や、おみやげ屋さん、足湯(おじさんみたい)を楽しむグループも。
さぁ、待ちに待ったトロッコに乗車です。
トロッコ車両をけん引するのは、このオレンジのかわいい電気機関車です。
トロッコ車両に乗車。(雨降らなくてよかったね!)
車内では、女優で富山県出身の室井滋さんが観光スポットをアナウンスしてくれます。
子どもたちは室井滋は知らない?かもですが、わかりやすく元気にガイドされるので、結構楽しく聞き入ってました。
ルート上たくさんあるトンネルは、少し手を伸ばすとあたりそうなくらい壁が近くて岩肌そのままのところもあってとってもリアル。そして、トンネルの中は涼しいどころか寒いくらいで、登るにつれて長袖を着だす子どもたち。
トロッコで1時間20分(距離にすると20キロも)、終点の欅平駅に到着。
まずは、お昼ご飯をいただきました。
昼食後は周囲を散策。
欅平を出発するトロッコです。
駅には駅長さんの帽子があり、被って記念撮影。
トロッコで帰ります。
8月9月のお誕生日会。
帰りは途中で工事渋滞があって解散が遅れましたが、バスの中ではみんな元気に過ごしていました。
1日目はキャンプ、2日目は鉄旅のような2日間でしたが、2日間の経験で子どもたちそれぞれのたくましさが増し、彼らの仲を深めることができたと感じています。天候に恵まれた2日間でした。
残る半年も、楽しみましょう!