[プログラム報告]野外人7月


7月プログラム「シャワークライミング」

日程:7月29日(土)~30日(日)

行先:田歌舎

宿泊:美山自然文化村

参加人数:7名

 

夏の野外人!はシャワークライミングに挑戦です!いつもと違う集合場所だったので、みんな間違えずに来てくれるかヒヤヒヤ。全員揃うのが時間ギリギリでヒヤヒヤ。

今月は、小学5、6年生チームのワイルドエキスパート(以下WE)と合同でのプログラム。マイクロバスで美山町に行きました。

さすが美山。山に囲まれてはいますが、空が広い!そして日差しが強い!

西日に照らされながらテントを立てました。

日陰の少ないフリーサイトで日陰を探す人たち。

木陰のある場所に行き、みんなでロープワークの時間。もやい結びと自在結びの復習でした。

18時。どんどん日が暮れてきました。一人一品の時間です。

今月のテーマは「3色以上使った料理」です。

暗くなって、ヘッドライトをつけ出しました。一月一国の時間です。今月の国は「フランス」

星がたくさん見えるようになってきました!夏の大三角がよく見えます。

ひまりリーダーが持参したミニ望遠鏡で星や月を見ました。

 

おやすみなさいの挨拶をしようとすると、北の空に銀河鉄道のような連なる光が!

みんなびっくりしていました。後々調べると「スターリンク衛星」だったようです。ちなみに子どもたちは見ていませんが、ISSも見ることができました。

みんなのテントは、結構早い時間に静かになりました。夜23時ごろになると24度くらいまで気温が下がり、半袖だと少し肌寒く感じました。

2日目

5時40分の起床でした。

着替えなどを済ませたら朝のつどい。カラーボールを隠しあって探す遊びをしました。

朝食の前に、今日の昼食(おにぎり)の用意をします。いろんなところから焦げてる匂いがしましたが、みんな上手に炊けたかな?

お米が炊けたら、いよいよ朝食です。野外人としては久々の”朝ラー(ラーメン)”

日が昇ると、あっという間にカンカン照りに。暑い中テント撤収がんばりました。

キャンプ場を出発する前に、集合写真。

朝の9時半ごろには30度まで上がっていました。

マイクロバスで送迎してもらい、田歌舎に到着。スタッフの方から田歌舎がどんなことをしている場所なのかを教えてもらいました。

ここでは、野菜もお肉も全部自給自足しています。そしてここの建物も全て、自分たちで造っているとのこと!実はここでやっているアクティビティは、シャワークライミングだけではないのです。

水道から出るお水も、山のお水。

いろんなお話を聞きたいところですが、シャワークライミングの用意は進みます。

ライフジャケット・沢足袋・ヘルメットなどをレンタルします。

準備完了!スタート地点まで車で送迎してもらい、シャワクラ開始です。

川の水はとっても冷たく、日差しが強かった+装備が暑いので気持ちよかったですが、ずっと入っていると寒くなりそう、、なくらいの温度です。

この岩の下に魚がいるとのこと。触ってみるとヌルヌルした感触が。

小さな滝のポイント。滝つぼになっているので、足が届かないくらいの深さがあります。

ここを登る!

「◯◯頑張れ〜」「3点支持しっかり!」と声を掛け合い、一人が登れたらその度に拍手が上がります。

進んでいくと、ガイドさんが岩の隙間からこんなものを取り出しました。大きなナメクジです。これにはみんなんびっくり!

12時ごろ、川から少し外れてお昼休憩。朝に作ったおにぎりを食べました。

休憩中に現れたフナムシ。本当に江田みたいです。

さあ、後半戦(と言ってもまだ1/3くらい)も頑張ろう!

ここからの道のりは、高さのある滝を登る場面もあるので、命綱をつなぐためのベルトの説明を受けました。

3メートルくらいの滝、ここは手や足を置く場所が少ないので難しいポイントです。希望する人のみが挑戦し、挑戦しない人は迂回の道を歩きます。

「右手伸ばして!」「惜しいよ!」と応援する声がたくさん聞こえます。これ登れた人は本当にすごい!

次の滝のポイント。ここもツルツルしていて少し難しかったね。

さあ、最後の滝はこちら!10メートル近い高さです。

この滝はコース外なので、登らないと進めないということではありません。希望者のみ(6名)挑戦しました。

登ったら降りる!懸垂下降します。

ロープに体を預けるのってなかなか勇気いります。

果敢に挑戦する仲間を待つ人たち。まだまだ元気そう?そんなに水の中で遊んでで寒くないんか?

無事に6名の挑戦が終わり、ゴールへ向かいます!

今回のゴールは、不動尊の滝。

野外人の後ろを賑やかに(そして野外人よりも身軽そうに)歩いていたWと一緒に集合写真!

15分ほど山道を歩き、田歌舎の本拠地へ帰着。着替えを済ませたら、用意していた捕食(パンとカロリーメイト)を食べました。

カレーパン争奪、男気じゃんけん。

ダイナミックで夏らしいプログラムだったね!不思議とみんなの仲の良さも深まったように感じました。

やっぱり、思いっきり体を動かすことはコミュニケーションのひとつになりますね。

今回お世話になった「田歌舎」さんは、他にもいろんなプログラムを用意しているので、是非またみんなと行きたいなと思いました。

8月は野外人の活動はおやすみ。サマーキャンプに来てくれる人は8月また会いましょう!

次の野外人は9月! 9月の3連休を、みんなで無人島で過ごそうね。