京都YMCAピンクシャツデープログラム


京都YMCAは全国のYMCAとともに、2015年度より、いじめに向き合い いじめのない社会を目指す「ピンクシャツデー」に取り組んでいます。
YMCAピンクシャツデーは、文部科学省後援のキャンペーンです。

 

京都YMCAピンクシャツデーキャンペーン: 2018年2月22日(木)~28日(水)
ピンクシャツデーとは…
埋もれてしまう声を、聴きとれる大人になろう「子どもたちのネット・スマホ事情と大人の関わり方」


 

ピンクシャツデーとは…

世界的いじめ反対運動「ピンクシャツデー」 2人の勇気ある行動から

2007年、カナダの学生2人から始まったいじめ反対運動があります。
ある日、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。それを聞いた先輩2人が50枚のピンクシャツを購入し、インターネットで「明日、一緒に学校でピンクシャツを着よう!」と呼びかけました。翌日学校では、ピンクシャツを来た生徒たちが次々と登校しただけでなく、賛同した数百名の生徒がピンク色のリストバンドや小物を身に着けて登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなりました。
いじめに対して、言葉や力ではなく行動で意思表示しようと立ち上がったこの出来事は、地元メディアに取り上げられ、SNS等で世界中に広まりました。カナダでこの出来事があった日が2月の最終水曜日であることから、それ以降、2月の最終水曜日は、いじめについて考え、いじめられている人と連帯する想いを表す「ピンクシャツデー」と定められ、世界70か国以上で、いじめ反対の取り組みがなされるようになりました。

(なお、このような行動は、古くはデンマークの国王がユダヤ人を同じデンマーク市民として危険から守ろうと、進んでユダヤ人の印であるダビデの星を身に着けたことに市民が従って続き、ホロコーストから守った史実があり、恐れずに正しいことをやり通す勇気ある行動として語り継がれています。参考文献:『黄色い星-デンマークのクリスチャン・キングの伝説』)

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社会全体がいじめに対して「自分ごととして向き合うこと」、そして被害者と加害者以外の立場にいる人が「傍観者にならないこと」。私たち一人一人が、いじめを生み出す心と向き合い、いじめを自分事として捉え、いじめを傍観しない勇気と共感の輪を、この「ピンクシャツデー」の取組みを通して、YMCAから広げていきたいと願います。

YMCAピンクシャツデー ポータルサイトはこちらから(別サイトに移動します。)

 

埋もれてしまう声を、聴きとれる大人になろう
「子どもたちのネット・スマホ事情と大人の関わり方」

近年、スマホやタブレット端末の利用者の低年齢化に伴い、SNSの誹謗・中傷の書き込みによるいじめやネットのトラブルに巻き込まれる児童・生徒がどんどん増えています。
現代社会に生きる子ども達に寄り添うために、大人がこのような問題に向き合い、理解するためのプログラムです。
日 時: 2018年 2月24日(土)14:00 ~ 15:30
会 場: 京都YMCA 三条本館101号室
講 師: 小幡 昌史 氏(京都市教育委員会 生徒指導課指導主事)
定 員: 40名(先着順受付。定員になり次第締め切らせていただきます。)
参加費: 500円(当日、受付にてお支払ください。)
お申込み・お問合せ: 京都YMCA(TEL: 075-231-4388/ E-mail:kyoto@ymcajapan.org)