12月プログラム
「オーバーナイトハイク」
行先:気比の松原(福井県敦賀市)
行程:JR近江今津駅→県道291号線→県道335号線→県道287号線→県道533号線→三国山山道→黒河林道→県道211号線→県道142号線→気比の松原
日程:12月5日17時45分~6日11時15分
参加:10名
昨年は、JR尼崎駅から明石海峡大橋までの約40キロの行程を歩いた野外人恒例のオーバーナイトハイクプログラム。今年は、距離こそは約7キロ短い33.4キロですが、途中で峠を越えるアップダウンのある行程です。そして、昨年は大阪から神戸へと都会を通る大きな国道沿いで終始明るい中での歩行でしたが、今回は行程の約3分の1が真っ暗な中での歩行となる、昨年とは違ったことがたくさんあるオーバーナイトハイクでした。はたしてそれがどんな結果となるか!?
まずは、近江今津駅前の公園で夕食を作っていただきました。
そして、今回のオーバーナイトハイクの企画担当者で決めたプログラムは、ゴールまで何歩で行くことができるのか予想してみよう!ゲームでした。3つの万歩計を用意して、すべての平均で出される歩数を各自予想してみることに!
最大予想で9万999歩(この万歩計最大の数値)、最少予想で35000歩。さぁ、南保歩くのでしょう?
出発しました!
この上の画像は、20時25分に近江今津駅を出発してちょうど30分ほど経ったところから、ゴールである気比の松原までのコースと予想される所要時間です。30分で2キロほど進むペースで歩き始めていることになります。
マキノ高原まではほぼ平坦な道ですので歩きやすく、序盤ですからペースも少し速目でした。だいたい時速4キロくらい。しかし、マキノ高原に着く頃から、なんと天気予報にもなかった雨が降り始めました!休憩がてらレインウェアを着こんで、ザックカバーを付けてなど、天候に備えて再出発です。思ったより気温が低くならなかったこともあって、衣服の調節を何度も行ないました。
ちょうど、マキノ高原で雨が降る直前の様子。(この頃はまだ元気だった…)
マキノ高原より以北は、外灯もなく真っ暗な中でのハイクですので、写真はありません。
雨は峠を越えはじめるまで降っていましたが、ちょうど山道や林道を歩きはじめる頃には止みました。ただ、割と風が強く吹くときがあり、木々に囲まれた道ですので直接というより、周囲の木々にあたる風の音が不気味でした。
そんな中で、野外人の子ども達は元気よく歌を唄って(おそらく森にすむ動物たちにとっては深夜に迷惑だったことと思います(笑))、とっても楽しく歩を進めていきました。
以前に痛めた足の痛みが出てきたメンバー、靴擦れがひどくなりはじめたメンバーが少し遅れ始めましたが、それでももともと予定していたペースと比べると十分に間に合うペースでしたので、みんなペースを合わせながら、励まし合いながら峠を越えていきました。
山道は登りより下りの方がしんどいもので、下山の最後の方で、時間的にも疲れが出始める3時~4時頃、かなりペースがゆっくりになりました。
写真は、山を下りて、あとは平たんな道を気比の松原へ向けて歩き続けるだけの朝方4時頃の様子です。
それでも最終的には予定していた時刻には少し遅れましたが、朝ごはん(一人一品)を作って食べる時間を十分に残して全員無事にゴールすることができました。
お腹を空かしたメンバーは、先に一人一品をつくることにしました。
今回のテーマは、「疲れたあとに食べたい一品」ということで、ぜんざい(おしるこ?)のような甘いもの、スープ系の温かいものを考えてきているメンバーが多かったです。
せっかく海を目指して歩いてきたのですから、松原が続く浜辺も行きました。
今回参加した全員ではないですが、、、(一部、こういうことを面倒くさがるメンバーもいて時間に余裕もなかったので)動ける人だけで記念撮影!
気比の松原滞在時間1時間30分。これを長いととるか短いととるかは別として、じっとしていると眠くなるので、敦賀駅までバスに乗るためにバス停へ。
敦賀駅に着いて、京都まで行く電車の時間まで余裕があるので12月の誕生日会や、野外人ファイナルプログラムをどう楽しむか?などのミーティングをしました。そして、電車の時間まで、、、しばしのお休みタイム。
京都駅に帰ってきました。
ということで、クリスマス祝会後からのあっという間の12月プログラムでしたね。
そして、気が付くと2015年最後のプログラムでした。次回は2016年!
良いお年をお迎えください。