6・7日目:12月29日・30日
みんなと過ごす最後の日です。
ワッペンテストを控えた朝は、みんな少し緊張気味です。
朝食もあまり進みません…。
朝は、急斜面受験者から先に出発し、続けて緩斜面、中斜面とバーンを変えて検定を行いました。
湿雪が降り、かなり足元は重い印象でしたが、そんな中でもみんなは一生懸命頑張りました。
悪条件の中、本当に良い滑りができた人が多かったと思います。
テストの後は昼食をとり、最後の講習を行いました。
宿に帰ってからは、帰る支度で大忙しです。
夕食までの間には、片付けもですが、グループでの振り返りも行いました。
キャンプを振り返って、どんなことを頑張ったのか、どんな仲間に出会えたのか…いろんなことを話しました。
そして、夕食後はみんなの待ちに待ったワッペン授与式です。
緊張で少し元気のない者もおりましたが、その時間はやってきました。
京都YMCAスキーキャンプ専門委員会委員長で、今回は小学生・リトルキッズスキーキャンプに来ていただいていた森田芳文先生より総評と授与をしていただきました。
全体の前では、各キャンプそれぞれ1名ずつ授与式を行い、その後ゲレンデグループに分かれての授与となりました。
全体での授与の場では、今キャンプで卒業するちゅらリーダーに特別賞として最高峰ワッペン12が授与されました。
なぜかと言いますと…ちゅらリーダーは、昔中高生スキーキャンプのメンバーだったのです。中高生で未だかつて成し遂げられていないワッペン12取得を目指して頑張っていたのですが、高校3年生の春のキャンプの前に、あの東日本大震災が起こりキャンプ自体が中止となったのです。
ワッペン12を受けることなく、メンバーを卒業しリーダーになったちゅらリーダーに先生方からのプレゼントでした。
さて、今回のような湿雪の悪条件の中、みんなの結果はどうだったのでしょうか。
嬉しくて泣き出す者も中にはおりましたが、自分の実力や課題が確認できた良い時間となりました。
ワッペン授与式の後は、キャンプごとの振り返りの時間です。
各キャンプ、1人ずつ感想を話しました。
2つのキャンプ合同の時間でも、代表の2人が話をしてくれました。
みんなでキャンプの思い出を振り返る素敵な時間になりました。
そしてその後、子ども達がこっそり企画してくれていたちゅらリーダーの卒業式を行いました。
ちゅらリーダーは今回で最後の中高生・チャレンジスキーキャンプなのです。
まず、それぞれのキャンプからちゅらリーダーへの思いを発表してもらい色紙を渡しました。
高校生達からは、ちゅらリーダーへのムービーのプレゼントでした。
ちゅらリーダー、今までありがとう。
全てが終わると、もう帰る時間です。
みんなでバスに乗り込み、京都へ向かいました。
途中でお土産屋さんにも寄りました。
そして、30日の朝、京都に到着しました。
キャンプが終わります。
みんなで過ごした7日間…いろんな思いを感じているかと思います。
どんな仲間に出会えて、どんなキャンプを作り上げることができたでしょうか。
新しくキャンプに来てくれた仲間や何度も来てくれている仲間もいました。
そんな仲間達が集まって、笑いの絶えない素敵なキャンプになりました。
またぜひ、キャンプで会いましょう。
本当にありがとうございました。