[プログラム報告]つくしんぼ2日目


2日目:鍛冶体験とペーパーナイフづくり
行き先:萬右(まんよ)鍛冶小屋(滋賀県長浜市)

今日も、みんな元気に集まってきてくれました。

今日は、滋賀県長浜市まで行くので、バスを利用しました。

11時頃、鍛冶小屋に到着。

 

今日は、着いたらまず昼食をいただきます。
みんなで集まっていると、、、

昨日に引き続き、新聞記者のミツ ケタゾウさんがみんなのところへやってきました。

今日はちゃんと眼鏡もかけています。みんなのことも見えるようです!
ただ、今日は今から今シーズン最後のイチゴビュッフェの取材が入っていて、これからみんなが体験する鍛冶のことは、みんなに取材を任せる!といって、早々に都会へと帰って行ってしまいました。

昼食です。

まゆグループ

てぃみーグループ

りらグループ

お弁当を食べ終わった子どもたちが、何やら見つけたようです。

何かいるようです。

あっ、カニだ!

どんどん人が増えていきました(笑)

12時、いよいよ鍛冶体験が始まります。

なんだか見慣れないものや道具がたくさん並べられていました。

お世話になった、鍛冶小屋の職人さんから、鍛冶についての歴史など、説明を受けました。

長浜市鍛冶屋町は、鍛冶で栄えた町。その始まりは、平安時代にまでさかのぼると言われています。
豊臣秀吉の時代には、武具や槍の生産が盛んでした。ここで生産された槍は「草野槍」と呼ばれ、実戦武器用として使用されました。明治時代には農具を作る野鍛冶へと形態を変え技術を継承し、当時100件近くの鍛冶が軒を連ねていました。
昭和中期には、鍛冶は一斉に廃業し、現存して実際に使える鍛冶小屋は市有形民俗文化財に指定されている「萬右(まんよ)鍛冶小屋」のみです。

草野さん(写真)がおっしゃるには、この体験活動を始められたのは約10年程前から。この鍛冶の技術をお持ちの町の長老から、草野さんをはじめとする鍛冶屋町の方々が技術を習い、引き継いでこられたのだそうです。

これから使う道具があちこちに。

今ではなかなか見られない、石炭です。

今から作るペーパーナイフです。

まずは、火打ちの体験をさせていただきました。

 

リーダーもさせていただきました。

そして、ペーパーナイフづくりです。
所謂 五寸釘を、金づちで叩いて変形させて作ります。

始めに職人さんが、このように釘の先を火打ちしてナイフの先を作ってくださいます。

説明が始まりました。

ちょっと怖そうなこの方、とっても優しい先生でした。
でも、火を扱い危険な作業でもあるので、非常に緊張感を持ってご指導くださいました。

まずは、熱くなっていない釘を使って、子ども達が扱いなれていないプライヤと金づちを使う練習です。

さぁ、いよいよ本番です。

子ども一人に一人の大人が付き、子ども達はとにかく熱くなった釘を叩く作業を頑張りました。

最後に、熱くなった釘の胴の部分をふたつのプライヤでねじり、模様を作ります。

出来ました!

14時45分、バスに乗って帰ります。

帰りのバスでは、リーダーの似顔絵を描きました。

YMCAに帰ってきて、新聞の発表です。

(今日は時間がなくて全体写真が撮れませんでした)

今日は、なかなかできない体験ができましたね。
明日はトレッキングです。
行きと帰りではルートが違うので、最後まで歩ききらなければなりません!
力を合わせて頑張ろうね!

おたのしみに。

3日目へ