日程:2016年10月30日(日)
場所:京都YMCA三条本館、京都市内各地
参加:133名(うちリーダー39名、保護者10名)
今年度の国際協力プログラムについての報告です。
午前中は、京都YMCA元リーダーでありスタッフの山口真理子さんにゲストスピーカーとしてお越しいただき、世界一周の旅をされて、見たものや感じたことを話していただきました。
山口さんは、京都YMCAリーダー当時は「せっちゅうリーダー」と呼ばれていました。
山口さんは今年の8月まで400日間をかけて、夫婦で世界48か国を巡ってこられました。
ただ旅をするだけでなく、各地でドローンを飛ばして、景色を空撮しながら巡っていたそうです。
旅先で撮った映像もたくさん見せていただきました。
巡った48の国の中でも、印象に残った国5つを詳しく紹介していただきました。
中国(東チベット)、ネパール、イスラエル(パキスタン)、エチオピア、ケニアです。
それぞれの国の文化や情勢、その目で見てきた様々な光景など、生の話をたくさん聞かせていただきました。
それぞれの国ごとに、「日本とちがっているところは?」、「日本とにているところは?」という質問を投げかけてくださいました。
子どもたちからは、素直な意見がたくさん出てきました。
お話の中で、笑いが生まれるような場面もあれば、考えさせられるような場面もあり、
聞いている子どもたち、私たちにとっても、
様々なことを感じ、考えることができた時間となりました。
昼食前には、今日行う京都YMCAの国際協力募金で集められたお金が、世界のどんなところで、どんな風に使われているのかを説明しました。
そして、それぞれチームごとに昼食とチームの中で話をする時間にしました。
チームごとに、午前のお話を聞いて感じたことや考えたことをまとめたり、
午後からの街頭募金で、どのように呼びかけるのかを考えたりしました。
午後からは、いよいよそれぞれのチームに分かれて街頭募金活動を行いました。
それぞれの場所で、チラシを配ったり、募金箱を持って呼びかけをしたりしました。
どの場所でも子どもたち、リーダーたちは大きな声を出し、
街ゆく人に声をかけ続けました。
見に来てくださった保護者の皆様、募金活動にご参加いただいた保護者の皆様、
ありがとうございました。
街頭募金終了後は、YMCAへ戻り、チームごとにまとめの時間をとり、
解散しました。
1日を通して、遠く感じていた世界のことが少しでも身近に感じられ、
子ども達にとって、世界のこと、世界の仲間のことについて知り、
考えるきっかけになっていれば嬉しいです。