京都青年 2015年3月号


京都青年2015年3月号 記事一覧

京都YMCA創立125記念式典&市民フォーラム多くのご参加ありがとうございました。

活動報告
125周年記念事業 第3回ユニカール大会
125周年記念事業 少年少女サッカー大会
125周年記念事業 竹中 真・兼松 豊ライブ
125周年記念事業 国際協力チャリティーイベント
125周年記念事業 講演会「賢い家庭の生活防衛策」
グローバルコミュニティスタディに参加しました

活動紹介 ~YMCAにつながるわたしたち
京都ウェルワイズメンズクラブ
京都ZEROワイズメンズクラブ
福知山YMCA
京都YWCA
京都府キャンプ協会
スペシャルオリンピックス日本・京都
AIDS文化フォーラムin京都 運営委員会
JOCS関西事務局


京都YMCA創立125記念式典&市民フォーラム
多くのご参加ありがとうございました。

感謝と祈り

1889年京都木屋町三条で創立した京都YMCAは、日本において5番目に創立されたYMCAであり、幾多の激動と困難を経ながら現在にその運動を引き継いできました。

125年の歴史を刻むことができたのは、見えざる神の摂理と人知を超える神の導きを信じた先達、また、いかなる困難をも超え得るとも信じたYMCAに連なる人々によるものです。この歴史はYMCA運動に参画する一人ひとりの熱き祈りの歩みであり、生き様の結晶であります。今、新しい決意を持って立ち上がり、先人の祈りと幻、献身と奉仕の心を受け継いで、聖書に示された「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたにつながっている。ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。」とのキリスト・イエスの言葉を信じつつ先達の歩みを歴史の英知として継承し、使命の達成に心をひとつにして邁進したいと願うものであります。

 京都YMCA総主事
神﨑 清一

125周年記念式典

2月11日、同志社大学寒梅館ハーディーホールにおいて京都YMCA125周年記念式典が行われました。式典前半は野村武夫学園理事長の祈りに始まる礼拝が行われました。聖書朗読では亀井剛理事長の日本語による朗読、続いてインド・ランチ、台湾・台中、韓国・仁川、ネパール各国YMCA総主事による各国語での朗読が行われました。熊谷綾乃さんのYMCAの歌独唱で始まった後半は、山内京都府副知事、門川京都市長の挨拶があり府・市からYMCAへの特別感謝状贈呈が行われました。その後京都YMCA 歴史・現在・そして未来をテーマにムービー上映が行われ、ムービー終了時には体育や野外活動の子どもたちが舞台に出て、元気いっぱい自分たちの活動をアピールしました。最後は神﨑総主事の謝辞・祈り、そして熊谷綾乃さんの「アメージング・グレース」独唱で式典が締めくくられました。

報告 古田 裕和

市民フォーラム

①125周年記念講演会 「21世紀にはばたく国際人になるために」

ジャグリングのパフォーマンスで講演が始まりました。21世紀にはばたく国際人となるためにどうしていくべきか、日本が持つ良いところをどう生かしていくか、ユーモアも交えたお話に、会場の皆様もたいへん熱心に耳を傾けておりました。若者はもっと積極的に行動していくべきだと訴える言葉が胸に響きました。

報告 石田 晋治

②パネルディスカッション 「今・若者に目を向けて欲しい世界」

パネリストは、マレーシア、ドイツ、カナダ、日本人3名の計6名。モデレーターとの絶妙のチームワークで、熱い想いが語られました。皆さんは苦労に戸惑うことなく、異国での奮闘を続けています。参加者からも発言が多数あり、明日からの挑戦を考えるひと時でした。

報告 三保 俊幸

③チャリティーコンサート 國松竜次ギターリサイタル~ギター名曲集を弾く~

プログラムの最後に開催されたチャリティーコンサートでしたが、多くの方々に参加していただき、ありがとうございました。期待どおり國松さんのコンサートは素晴らしものでした。ギター一本であれだけ心を揺さぶられるとは…。皆様も満足されたと思います。チャリティー基金も趣旨に則り多くいただくことができました。ありがうございました。

報告 坂井  昇

【子ども広場】 アニメソングコンサート&映画上映会

アニメソングコンサートでは、エレクトーン奏者の文字みゆきさんによる妖怪ウォッチや、アナと雪の女王、ドラえもんなど今子どもたちに大人気の曲の演奏に合わせて、子どもたちが大合唱したり、リーダーと一緒に踊ったりと楽しい時間を過ごしました。
また、映画「怪盗グル―とミニオン危機一発」の上映会では、家族や仲間が困ったとき、自分にはどんなことができるかな、という動機づけを踏まえて鑑賞しました。子どもたち自身が映画を通して助け合うこと、相手を思いやることの大切さを感じてもらえたらと思います。

報告 渡邊 文子、吉田 真菜

●式典の写真はこちらからご覧いただけます。

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活動報告

125周年記念事業 第3回ユニカール大会

第3回ユニカール大会が、1月18日(日)9時半より京都YMCAで開催されました。この大会は京都YMCA創立125周年を記念して、京都みやびワイズメンズクラブが、みんなが楽しめるニュースポーツ(ユニカール)がYMCAを通じて市民に広げられることを願って開催されました。
小学生、家族、ワイズメンなどによる6チームが参加し、リーグ戦形式で行われました。このユニカールは、皆さんご存知のカーリングを室内競技として気軽にできる競技ですが、参加者の中には初めて経験する方も多くあり、初めは戸惑いもありましたが、徐々に慣れ、試合を追うごとに白熱した試合展開となりました。作戦を立てながら指示をするなど、本来のユニカール競技の楽しみ方になりました。
大人は大人気もなく真剣勝負で対戦、子どもたちは負けてしまうと悔しそうな顔をしていました。会場内が活気と熱気に包まれたあとの表彰式では、ワイズ連合に優勝カップが授与されました。

報告 京都みやびワイズメンズクラブ

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125周年記念事業 少年少女サッカー大会

晴天に恵まれ1月にしては早春のような暖かいサッカー日和の1月25日(日)、宇治市立槇島小学校のグラウンドをお借りし、少年少女サッカー大会を開催しました。この大会は、京都市南部の宇治地域で京都YMCAの青少年育成事業をアピールする目的で企画され、宇治地域の槇島、莵道、神明サッカースポーツ少年団、京都YMCAサッカークラスのU-10、U-12、から計8チームが参加し、総当たり戦を行いました。
表彰対象としてYMCAフェアプレー賞を設け、スポーツの心を磨く大会にもなりました。U-10の4年生以下のチームは、やはりボールに触りたい、蹴りたい気持ちが先立って、真剣に走り回っているプレーが印象的でした。U-12の6年生チームは、さすがにチームプレーも個人プレーもうまく、声を掛け合いながらボールに集中しての全力プレーが爽やかでした。今後の成長が楽しみなチームばかりでした。
また、混合チームと指導者チームの試合も行われ、好プレー、珍プレーの数々に、約180人の参加者・観戦者は大いに楽しんでいました。

報告 砂地 一廣

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125周年記念事業 竹中 真・兼松 豊ライブ

1月26日(月)、京都YMCA創立125周年を記念して、YMCAに縁のあるミュージシャンである竹中真さんと兼松豊さんによる「まことにゆたかな ジャズ、さんびか、スタンダードライブ」を京都YMCA三条本館のマナホールにて開催しました。両氏による伸びやかな演奏・歌声と肩の凝らない楽しいトークで会場は大いに盛り上がり、約2時間のライブは明るく和やかな雰囲気でした。来場者にとって懐かしく、なじみ深い歌を楽しむ「まことにゆたかな」時間となりました。
平日にもかかわらず80人を超える方々にご来場いただきました。多くのご来場、ありがとうございました。

 

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125周年記念事業 国際協力チャリティーイベント

2月1日京都YMCAにて、ネパールYMCAの児童養護施設支援のための国際協力チャリティーイベントを開催いたしました。国際協力専門委員会主管により、今回で3回目となります。
ネパールの首都カトマンズには、貧困や暴力、また過去の内戦により親を失くした子どもたちが多くいます。ネパールYMCAでは2005年からそのような子どもたちを守るべく全寮制の児童養護施設を運営し、10名の子どもたちのお世話をしています。
このイベントはステージ、料理コーナー、バザーコーナーなどがあり、ステージでは、はじめに京都YMCAからネパールYMCAへの支援の現状が話され、その後、YMCAフラダンス教室の先生と会員、YMCAベリーダンス教室の先生、YMCA日本語学校の学生によるフラメンコなどのパフォーマンス、世界の料理コーナーでは、ケララさん、スワンさん協力のインド、ベトナム料理をはじめ、韓国、台湾などの料理を楽しむことができました。他には餅つき、新鮮京野菜販売、寄贈品バザー、子ども遊びコーナーなどがありました。
ワイズメンズクラブより京都、プリンス、ウイング、みやび、ZEROの各クラブ、ボランティアグループVOLATZに、様々な協力をいただき、楽しいイベントとなりました。ご来場いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさまに感謝いたします。

報告 藤尾  実

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125周年記念事業 講演会「賢い家庭の生活防衛策」

2月7日(土)、京都YMCA創立125周年記念事業として、大阪経済大学のご協力により岩本沙弓さん(大阪経済大学経営学部客員教授/金融コンサルタント/ 経済評論家)をお迎えして講演会「賢い家庭の生活防衛策」を開催しました。
暮らしにもかかわる為替のこと、消費税の対応策、住宅ローンの見直し、日本の財政などについてわかりやすくお話をしていただきました。約20名の参加者からは、「国際情勢や国の財政問題等もわたしたちに意外と身近であることに気付いた」、「わかりやすく、おもしろかった。もっと経済のことを勉強してみよう。」という声が上りました。

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グローバルコミュニティスタディに参加しました

グローバルコミュニティスタディとは、京都YMCAYが国際協力理解を目的に毎年実施しているプログラムです。今年は、2月3日(火)から7日(土)の4泊5日の日程で、次の3名が台中YMCAに派遣されました。
亀山みぎわ さん(ウェルネス事業部スタッフ)
樋口三友紀 さん(ウェルネス事業部嘱託講師)
羽石 真美 さん(サポートプログラムリーダー)

 

 

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活動紹介 ~YMCAにつながるわたしたち

京都ウェルワイズメンズクラブ

私たち京都ウェルワイズメンズクラブは、今期の主題を「歩みを止めるな」~諦めないカメと居眠りしないウサギ~と定め、クラブ内の繋がりを強めることと、クラブ員数増強を目標に頑張っています。
ウェルクラブ設立以来、活動の中心をYMCAサービスに据え、月2回の例会の内、1回は野外例会としてY’サ事業に当てています。リトリートセンターやサバエキャンプ場の開設ワーク、オータムフェスタや夜桜フェスタなどのイベント、青い空と白い雲のキャンプや府立病院子供コンサートのサポート、チャリティーランや車椅子駅伝への参加など、様々な活動を行なっています。
その中で、近年新しく始めたのが「レモンファンド」です。これは、“アレックスのレモネードスタンド”に倣った、青い空と白い雲のキャンプや府立病院子供コンサートに向けてのファンドです。この“アレックスのレモネードスタンド”というのは、アメリカ人の少女アレックスが、ガン治療の為の薬を作ってもらおうと、自宅の前にレモネードスタンドを開いたという実話です。「人生が酸っぱいレモンをくれるなら、それで甘いレモネードを作ればいい…」これはアレックスが好きな言葉でした。そして、アレックス自身も小児ガンと戦い、2004年8月に8歳という短い命を終えています。まだまだ、軌道に乗ったとは言い難い取り組みですが、これから大きく育てていきたいと思っています。皆さんも、どこかで「レモンファンド」の名前を耳にされたときは、どうかご協力を宜しくお願いします。
その他、昨年は年末のロビーコンサートで、キャロリングのサポートをする事ができました。最近はなかなか参加することができなかったので、ロビーコンサートに参加することができて良かったと思っています。
これからも、私たちウェルクラブは京都YMCAと共に歩んで行きたいと思っていますので、どうか皆様宜しくお願いいたします。

京都ウェルワイズメンズクラブ
第10期会長 松田 博一
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京都ZEROワイズメンズクラブ

京都ZEROワイズメンズクラブは、京都トゥービーワイズメンズクラブの子クラブとして、2010年8月29日にチャーターして今期で5期目を迎えています。会則に定めてあるZEROクラブ会員のモットーは、「from ZERO」です。これは簡単に言い替えますと時の流れや変化があっても、しなやかに反応し対応していくということかと思います。わずか4期半の間においても、予想外の事象が幾度か発生しましたが、その都度「from ZERO」の精神で乗り越えてきて、さらにはYMCAをはじめ他クラブの皆様のお力添えをいただき今日に至っております。
YMCAへのサポートとしましては、形に残っているものとしてこれまでにリトリートセンターには「石窯&おくどさん」、サバエキャンプ場には「日陰棚」があります。また、ZEROクラブの特色としては、オータムフェスタ・夜桜フェスタ、あるいはリトリートセンター準備ワーク・国際協力フェスティバル・かもがわチャリティーラン・福島被災者支援リフレッシュファミリーキャンプ等において提供させていただいている食事について、同じメニューを踏襲せずに毎回違ったおいしい食事を、クラブメンバーであるシェフのアドバイスを受けつつではありますが、今までのところ提供させていただいています。
GCS支援としては、「SHOW TIME」というイベントを、ワイズメンズクラブの広報を兼ねて毎年継続して開催し、わずかですがその収益を提供させていただいています。特に今期は「SHOW TIME2014」とし京都YMCA創立125 周年記念事業として開催させていただきました。他には、地域奉仕事業として、YMCA関連では京都府立医大こども病院夏祭り、そしてYMCA以外では西京区の保育園の夏祭り等をサポートさせていただいております。
最後になりましたが、京都YMCA創立125周年記念募金協力として、今期6月にチャリティーライブコンサートを企画しております。現在、メンバーが力を合わせて成功できるように頑張っており、準備が出来次第皆様にもご案内させていただきます。ワイズメン以外の皆様にもYMCAをサポートしているなかのひとつとして、ワイズメンズクラブの存在と活動に関心を持っていただける機会にもなるかと思います。出来る限りご協力お願いします!

京都ZEROワイズメンズクラブ
第5期会長 河村 栄二
副会長 宮越  寛
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福知山YMCA

京都YMCAから協力支援を受けつつ福知山市内在住のボランティアだけで運営され来年60周年を迎えます。理事長・足立長逸。日本YMCA同盟加盟は1963年3月4日。翌週3月11日には福知山ワイズメンズクラブがチャーター。この時期のことは『日本YMCA人物事典 われらまたこぞりて起たん』(YMCA史学会編 日本YMCA同盟発 2013年)109ページ、佐藤重美氏の項に詳しいので、ぜひご覧ください。
さて、現在の福知山YMCAでの通年プログラムとしてはYMCAブッククラブ、珠算、趣味の会、バイオリンの各教室等があります。
短期プログラムは、1月に小中学生席上書初大会。第38回を数え一般の参加も多くなってきました。福知山市子ども大会(今年5月3日に第50回予定)では「竹細工コーナー」と「えほんのひろば」を永年受け持っています。7月には福知山YMCA会館前の河川清掃「クリーン弘法川&魚つかみ・金魚すくい大会」を地元自治会・子ども会と共催。地元商友会、福知山ワイズメンズクラブの後援を受けつつ「中丹の川みんなで守り育む協働事業」(京都府中丹西土木事務所主管)として、今年は第30回大会となる予定です。
その他、福知山市の国際交流ネットワーク会議・ブックスタート事業・市立図書館のボランティアとして、行 政と協働しています。
特に福知山YMCAブッククラブは、阪神大震災当時、乳幼児連れのため被災地に出向くことができなかった私が、子育て中の母親達にもできることをしたいと呼びかけ、「絵本タイムは幸せタイム」を合言葉に発足してから今年2月で20年。この間、「絵本箱・絵本タイムの出前をします~ほほえみキャラバン」の企画で伊藤忠記念財団子ども文庫助成、「われらは街のキューピッド~子ども達に本との出会いを・市民と憩いの場としての図書館をつなぎます」「市立図書館とまちかどラボで大学生気分(成人女性初心者向けパソコン教室)」の企画で福知山市人材の森育成事業助成、「子育てに絵本を・まちづくりに図書館を」を掲げた「図書館大好き市民講座」の企画で京都府地域力再生プロジェクト交付金を受けました。また、この10年間で3度の水害(2004年10月、2013年9月、2014年8月)に遭った福知山市において、京都青少年ゆめネットワーク(ゆめっと京都)の助成を受けて以来、被災地域の小学校や園、福祉施設、子育てサークル等へも上記「ほほえみキャラバン」事業を続けています。
今後は、舞鶴YMCA国際福祉専門学校の皆様とも交流を希望しています!

福知山YMCA
執筆者 堀  京子
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京都YWCA

京都YWCAは、「私たちが目指す社会」として①女性や子どもの人権が守られる社会。②あらゆる暴力を否定する社会。③多様性を尊重し異なる文化や背景をもつ人々と共に生きる社会。④「核」のない持続可能な地球環境(社会)の4つを掲げています。
2013年に90周年を迎え、室町通出水にある会館の耐震補強ならびに大規模改修工事に踏み切り、「多世代・多文化ふれあいコミュニティづくり」を掲げ、次の100年に向けて新たな取り組みを始めました。
改修後の現在、会館の2階・サービス付き高齢者住宅「サラーム」では単身の女性高齢者が、4階5階には、女子留学生が生活しています。(3階では、4月から自立援助ホーム「カルーナ」<社会的養護が必要な10代後半の女の子たちの共同生活の場>が稼働します。)
別館(サマリア館)では、ふれあいの居場所食堂「うららかふぇ」をオープンしました。それ以外にも、1階では、小さいお子さんを連れたお母さんたち、日本語学習をする外国人、放課後学校帰りに立ち寄る小学生、英語を勉強する子ども・大人、様々な相談に来る外国人や子育て中のお母さんたちの「居場所」を提供しています。
「何をやっているのですか?」という質問に一言で答えるのが難しいのですが、特に女性や子どもたちを取り巻く「生きづらさ」(=構造的暴力)を取り除くことを目的に、様々な理由で「場」を必要としている人々と共に、『ボランティア活動』(「出会い」×「学び」×「協働」)を通じて、一人ひとりの「生きる力」を発 揮できるよう、「社会関係づくり」に取り組んでいます。
そのため、①「はなしあい」「対話」「コミュニケーション」に時間をかけること、②一人ひとりが自律した主体者となること(自分で考えて自分で決める)、③お互いの「違い」を認め、人としての尊厳を尊重するこ と(自分も相手も傷つけない)、④それぞれの人にとって、大事な居心地の良い「場」であること、を大切に しています。
「平和な社会を創る」最初の一歩として、「I am O.K. You are O.K.」の人間関係づくりの「場」と「経験」を提供し、次世代のPeace Maker を育んでいきたいと思います。

公益財団法人 京都YWCA
総幹事 山本 知恵
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京都府キャンプ協会

京都におけるキャンプ指導者の資質向上を目的として、ボーイスカウト、ガールスカウトならびにYMCAをはじめとしたキャンプを主催している施設や団体が発起人となって1980 年に発足し、現在は公益社団法人日本キャンプ協会の京都の事務局として活動しています。
事務所は設立当初より京都YMCA内に置き、発足以来、京都府下及び市内における、キャンプの発展と指導者の養成を行ってまいりました。
具体的な活動としては、ホームページならびに会報誌の発行、地域での普及活動として自然体験やクラフト紹介、指導者の養成講習会、防災キャンプの指導などを行っています。
会員数は、1級指導者約48名、2級指導者約67名をはじめ約300名で、宇治のリトリートセンター、花背山の家、アクトパル宇治ならびに京都YMCA三条本館などを拠点にしていますが、ときには依頼に応じて、各地に指導者を派遣させていただいています。

京都府キャンプ協会
会 長 黒木 保博
副会長 神﨑 清一
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スペシャルオリンピックス日本・京都

1963年にケネディー大統領の妹ユニス・ケネディー・シュライバーさんが自宅の庭を開放してサマーキャンプを開催したのが始まりです。日本では1994年にスタートし、1996年11月17日に京都が設立しました。
京都での活動は知的発達障害のある8歳以上の方に、日常的に8種目のスポーツプログラムを開催すると共に、京都や近畿大会などを開催し、全国大会や世界大会などに選手を派遣しています。この日常的プログラムと大会という発表の場を提供するという意味から、「スペシャルオリンピックス」と複数形の呼称を使用しています。

NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・京都
専務理事 木本和秀
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AIDS文化フォーラムin京都 運営委員会

1994年から横浜で毎年8月に開催されている市民活動「AIDS文化フォーラムin横浜」の思いと経験を受け継いで、全国各地でHIV/AIDSに取り組む団体・個人の発表・交流の場として、また多くの市民、特に若者に向けての啓発の場として、2011年から「AIDS文化フォーラムin京都」を毎年10月に開催しています。
「エイズ問題の啓発」「多様性を理解する」「ともに生きる」を目的に、エイズ問題に取り組むにあたり、日常のさまざまな領域に関わる必要から、これらを文化としてとらえ「AIDS文化フォーラム」と名付けています。HIV/AIDSへの理解を深めるために、若者・文化・陽性者・医療・教育・セクシャリティーの多様性を理解するといった視点から講演・ワークショップや展示を行なっています。
横浜で始まったこのフォーラムは現在では京都、陸前高田、佐賀へと広がっています。
また、今年は第5回AIDS文化フォーラムin京都~エイズを知ろう、エイズで学ぼうⅤ~を10月3、4日に同志社大学で開催予定です。

AIDS文化フォーラムin京都 運営委員会
事務局 京都YMCA
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JOCS関西事務局

私どもJOCSは、正式名称を公益社団法人 日本キリスト教海外医療協力会といい、1960年よりアジア・アフリカの医療の十分ではない地域に、医師、看護婦などの医療従事者を派遣し、また現地で働いている医療従事者に奨学金支援している民間団体(NGO)です。
本部は東京の早稲田にありますが、ブランチとして大阪梅田に関西事務局があります。関西地域にはいくつかのJOCSの後援会があり、その一つが京都JOCSです。毎年、京都JOCSが主催しているチャリティーウォーカソンやコンサートなどに、京都YMCA及び京都ウイングワイズメンズクラブの方々がご協力くださっています。これからもキリスト教精神に基づいた活動をしている団体として、共に歩んでいかれたらと思っています。

公益社団法人 日本キリスト教海外医療協力会
関西事務局 渋江 理香
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