[プログラム報告]アクティブフィールダー6月


6月:たき火と野外料理に挑戦だ♪アクティブクッキング!

日程:2019年6月1日~2日 1泊2日
キャンプ地:京都YMCAサバエ教育キャンプ場
参加:21名

 

2019年度のアクティブフィールダーとしては、初めて野外料理に挑戦しました。

5月のキャンプでは、ゲームでたくさん走り回ったアクティブフィールダーでしたが、今回は、自分が担った役割のためにみんな走り回ったな、そんな印象をもちました。

言葉をかえると、より子どもたちが自ら創るキャンプになっていた、そんな感想をもちます。

それはキャンプとして一歩いや二歩ぐらい、前進できたといってよいのかもしれません。そんなキャンプの様子は実際どんなふうだったか、ご覧いただきましょう。

 

{1日目}

今回も、お天気に恵まれました。

お見送りのご家族に手を振りながら、出発です。

 「行ってきま~す!」

バスのなかでは、グループタイム。1時間あまり、ゆっくりとおしゃべりができます。

 

楽しんでいると、いつのまにか琵琶湖をわたっていました。そう琵琶湖大橋です↓

 

琵琶湖をわたると、あと20分ほどで、サバエ教育キャンプ場です↓

到着です。夏のキャンプなどで

何度も来た人もいたのでは?そんな皆さんは「ただいま!」

という気分だったかも。初めての人も「また帰ってきた」人

も、サバエ教育キャンプ場はいつものようにゆったりと迎え

入れてくれました。

 

到着して、早速始まったのが・・・

テント講座!!リーダーが見本を示します。

立ち上げて・・・

そしてまた片づけ、袋にしまうまで・・・

さー今度はみんなの番!早速はじめよう!今夜ねる場所を、自分たちでつくろう!

先月もテントに泊まったけれど、今年度最初だったので、あれはキャンプ場の常設テント。着いたら、もうそこにテントが張ってありましたが、、、

 

今月は、自分らでテントを立ち上げないと、ねるところがありません。だから、真剣になります。

「そっちじゃない、こっち!」「次は?」「こうするんじゃない?」など、グループ内でいろんな声が飛び交っていました。

 

ちょっと高い屋根の作業は、リーダーや友だちにかつぎ上げてもらって、やりました!

 

みんなで建てた、テントの居心地はどうだい?「イエーィ!!」

 

無事テントが立ったので、その周り、つまりみんなのテントサイトでは、グループごとに楽しく遊ぶ姿もみられました。

 

しばらくして、テントサイトの木陰に「集合!」の声がかかりました。何が始まるのかな?

まず今日お手伝いに来てくれたリーダーと、今日が初参加のリーダーが紹介されました。

つづいて、「フードフィールダー!」のかけ声とともに・・・

「食育」のコーナーです。今月は「夏の旬」の食べ物について、いろんなことを学びました。スイカの話しが面白かったね!

 

そこへ、怪しい人影が・・・

そうお馴染み?の「アックンマン」の登場!

アックンマンは、今月お誕生日の人を呼びました。どういう風の吹きまわしか、2人ともリーダーでした!

バースデーチャレンジとして早口ことばに挑戦のあと、グループのメンバーからカードが手渡されました。お誕生日おめでとう!

 

たてつづけのコーナーの次は国際のコーナー、すなわち「ガフ!」=Global Active Fielder!…今年度のガフ!は、SDGs=Sustainable Development Goals に沿って学んでいる、というのは先月もお伝えしたとおりです。

SDGsとは、持続可能な開発目標、国連が策定し日本も批准しています。より良い未来の世界(社会)を先進国も途上国もすべての国が協力しながら目指していこうと、そのために17のゴール(目標)が掲げられています。

今回は、そういうゴールのうちのひとつ、「安全な水」がテーマのお話しでした。

安全な水は、まず飲み水として生きるために必要だけど、じつは食べ物にも水が必要。穀物や野菜、魚も肉も、水なしで育つものはない、というわけ。

そして実は、もっともたくさんの水を使って育てられるのは牛で、牛肉1kgつくるには2000Lの水が必要だといいます。

とても大事な「安全な水」を飲むだけじゃなくって、食べることや、お風呂など生活でもいっぱい使っている私たち。そのことに気づかせてくれたリーダーは最後に「私たちにいま出来ることは、水を無駄遣いしないこと」と締めくくりました。

そうだ明日の野外料理のときも、気をつけようね。

 

それから各グループ、おうちの人が作ってくれたお弁当の夕食をいただきました。

とあグループたけるグループ

みっこグループ

りら⇒ももグループ

ふわグループ

 

じつは、晩ごはんの前後に、やっていたことがあります。それは・・・

マキ拾い。そして

焚き火のための、穴掘り。

夕食後、暗くなってからするのはたいへんなので、明るいうちに準備をしていたという次第です。

そして・・・

暗くなりました。夜を迎える歌をうたいます。

それから、いよいよ準備していた焚き火に点火!

テントサイトのあちこちで、グループごとに焚き火の炎が。

なかなかよい眺め、でしょう?近づいてみると・・・↓

焚き火の炎って、いくら見ても見飽きることがないですよね。自分でマキをくべながらだと、なおさら。

でも欲ばりなアクティブフィールダーは、見るだけでは終わらなかったのです…何をしたかって?…それは。

これ↑マシュマロ焼き。

囲炉裏端の、団子焼きみたいにしてるグループも↑

ほどよく焼くと、中がとろとろに溶けて、おいしい!

 

そして夜は更けてゆく・・・

 

9時前。洗面をすませて、男子は男子テント、女子は女子テントに入りました。

楽しかったね。明日は、もっと楽しいかな?みなさん、おやすみなさい・・・

 

[2日目]

翌朝。

おはようございます。

新たな、応援リーダー紹介とともに、そのリーダー指導により朝の歌をうたいました。

そして朝食の作り方が説明されて・・・

みんな、自分で自分のオープンサンドイッチを作って、食べました。

 

食べ終えると、テントの撤収作業が待っていました。

 

束の間、遊んでいると、集合の声が。

これからいよいよ野外料理やけど、まずは、かけ声からいこう!

アクティブ・・・

フィールダー!!

そして記念撮影↓

 

さあ、ここからが、野外料理の始まりです。

一気にご覧ください。

抽選で、担当料理が決まりました。

 

6グループの競演↓

豚汁!

野菜炒め!

そして炊き込みご飯!

達成感あふれるドヤ顔が、いっぱい見られました。

 

 

食前のお祈り三景↓

 

そして「いただきます!!」

ももグループ

ティーグループ

たけるグループ

とあグループ

みっこグループ

ふわグループ

これが本部作、食後のデザート特製オレンジ・ポンチだ!

 

ごちそうさま!のあとも・・・

洗い物まで

みんな頑張り

ました!

 

ではいざ、帰らん。

往路より、やや静かなハス車中。

少し渋滞があり、予定より15分ほど遅れて京都駅に到着しました。

全グループの解散発表ができず残念でしたが、大きな怪我や体調不良もなく無事解散することができました。

 

学校行事と重なった人が多く、今月参加人数はややさびしかったのですが、それが逆に―人手が少ないから全員ががんばらないと、役目を果たさないとうまくいかないと感じることにになり、いまいる全員が一致団結して走り回った、という―良いほうへ作用するのですから、これはやってみないと分からないものだ、とあらためて感じさせられました。

結果、中身の濃い、アドバンス的内容のキャンプへ結実したように思います。

それぞれが得たものも、大きかったのではないでしょうか。

ご参加いただいた皆さん、送り出してくださった保護者の皆さん、ありがとうございました。

次月は、山歩き―縦走です。ぜひ楽しみにして、ご参加ください。